- 梅を燻した「烏梅(うばい)」は現在でも漢方薬の一つとして用いられています。烏梅とはその色の黒さから名付けたといわれています。梅の果汁を煮詰めた「梅肉エキス」も同様に黒く、これはメイラノイジンという味噌や醤油の色となっている食品中の褐色成分です。食べ物を加熱した際などに作られる物質で、抗酸化作用、血管内の健康を守る、整腸効果が知られ注目されています。烏梅も梅肉エキスも黒さの中に健康成分が凝縮されているのかもしれません。
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梅肉エキスは黒いドロドロとした液体で、やはり液体のまま飲むのが一番です。
そこで手軽に、効果的に飲めるようにハードカプセルに液体のまま入れることを考えました。しかし最初はカプセルが溶けるなど、うまくいきませんでした。
「はちみつは入れてみた?」
そんな一人のアドバイスで液体が安定し、しかもはちみつを配合することが
できました。
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本州最南端に位置する和歌山県。黒潮が流れる太平洋に面した、自然豊かで温暖な「みなべ町」。
みなべ町の海は今でもウミガメが産卵するなどきれいで、また梅の木が育つ山々も多くの自然が残されています。
豊かな自然の中で、太陽の恵みをたくさん受けて青梅は健康に育ちます。
梅の効能を医学的に解明!?産官学の共同研究で2つの特許を取得。
- 梅の中には、胃に障害を及ぼすヘリコバクターピロリ菌の運動能力を阻害または抑制する効果のある物質が含まれていることを見いだし、その物質の構造についても分析することに成功しました。
- 梅の中には、血糖値の上昇、肥満等に関連づけられる酵素(α-グルコシダーゼ)の働きを効果的に阻害する成分が含まれていることを見いだしました。
梅の効能を医学的に解明するため、平成13年度からみなべ町のうめ21研究センターと県立医科大学の研究グループが取り組んできました。その後、近畿大学、和歌山高等専門学校なども加わって、8機関との共同研究の結果、町の大きな財産となる2つの特許を取得することができました。
- 梅は中国より、最初は漢方薬として伝わったとされています。それが塩漬けの「梅干」として広く食べられるようになりましたが、梅干しは「おいしい」と「健康のため」と2つの印象を持たれている方も多いのではないでしょうか?
昔は、
・解熱作用があるとして、熱が出たときに梅干を食す
・お弁当に一粒のせて日の丸弁当は殺菌作用で腐らない
・頭痛がひどいときに梅干をこめかみに貼る
・疲れたときに梅干を食べる
最近でも、地元の小学校などでは風邪をひきやすい季節の変わり目には生徒が梅酢でうがいをしています。
【はちみつ梅エキス】
■原材料:梅エキス、はちみつコラーゲン、グリセリン、(被包材)HPMC